2008年4月4日金曜日

うお!

さっき、蕎麦屋に行ってびっくりした。

僕は蕎麦が好きだ。
蕎麦は
・おいしいし
・ヘルシーだし
・手軽だし
・安いし
・蕎麦湯というお楽しみがついてるし
という理由で好きなのだ(ちなみに僕は蕎麦湯を考え出したヤツは天才だと思ってるが、それについてはまた別の機会に、と思う)。

なので昼はほぼ100%蕎麦、しかも「おおもり」なのだが、30分ほど前に券売機で食券を買おうとして目がテンに。

値上げしとる・・・。
しかも、320円から360円に40円も。

いやもちろん、食べ物の値段が上がることは珍しくない。
カップラーメンやパンもどんどん上がってる。

でも・・・蕎麦だけは庶民の味方だと思っていたのに。

ひどく悲しくなって、会社で「なんで蕎麦が値上げするんだ。便乗値上げじゃないのか」って憤慨したら、どうもそうじゃないらしい。

100%蕎麦粉で打っている「十割蕎麦」なら原料は蕎麦だけだが、通常の蕎麦屋では「つなぎ」に小麦粉を使っているので、値上げして当然らしいのだ。

そういえば、いつも行く床屋も3月から2割値上げした。
こちらはすぐ近くにあったライバル店がビル改築のために閉店となったからだと、後で気付いたけれど(つまり今までが値引き価格だったというわけ)。

まあ、理由はどうあれ、蕎麦や床屋が値上げするというのは悲しいもんですな。

朝晩

昨晩は何か書こうと思って忘れてしまった。いかんいかん。
最近読んだ茂木健一郎氏の本のなかで、茂木氏は朝起きたらすぐパソコンを起動させてブログを書くそうだ。
僕などは低血圧なこともあり、目が覚めてもたいていは二度寝したり、布団の中でぬくぬくしていたりしている。今の時期などは特にそう。「ああ、気持ちいいな~。これぞまさに『春眠暁を覚えず』だ」なんて考えつつ、ゴロゴロを正当化している。

いや、それはそれで無駄とは思わない。幸せな気持ちを感じることは心の健康に良いことだ。
それに、無駄も生きるには必要なことだし。

でも、ちょっと待てよ、と思ってもいる。
今年に入ってからいろいろと大きいこと、小さいこと含めて変化が出てきている(もしくは自分でも変えようとしている)自分としては、今まで当然のようにしてきたことも変えてみることで発見があるのやも知れない。
今はむしろ、変えないより変える事に比重が乗っているともいえる。

そういった自分のなかでの「めぐりあわせ」のようなものもあって、朝や夜の時間の使い方を変えてみようと考えている。

時間の過ごし方として大切なことは、まず何よりも「楽しい」「有効に使った」などといった、ポジティブな気持ちを持てることだと思うけれど、そういう方法は沢山ある。
それは習い事や交流会などといった自己啓発的なものでももちろん良いし、彼氏彼女と映画を観たり食事をしたりといったアミューズメント系のものでも良い。茂木氏などは、アフターファイブは完全に飲み会などに充てているそうだ。

そこで自分なのだが、上に挙げたようなものに加えて、もっと『情報のインプット』に注力することにしたい。
具体的には読書だ。
なぜ本かというと、本ほど手軽で多様でコンパクトな情報メディアはないと思うからだ。
今自分は毎日、仕事の一環として日経新聞を読んでいるが、一昨年の12月から1年4ヶ月ほど続けてきて、おかげさまでかなり世の中のことについて物知りになることが出来た。
でも、今の僕が欲しいものは、新聞からはなかなか得られない。
もちろん、新聞から得られる情報の価値が落ちたわけではない。
今でも毎日いろいろなニュースについては新聞を中心に情報を得ている。

では僕が本から得たい情報とはどんなものか。
それは、自分の関心のある分野における、幅広いローデータ(生のデータ)と、掘り下げた分析。
それこそ、「広く深く」、入手できる全てのものを得たい。
それは、新聞でもテレビでも、インターネットでも残念ながら不可能だ。
やはり本しかない。
そして、本を出来る限り早く読まないといけない。

時間だけは万人に平等だ。
誰にとっても1日は24時間。
しっかり寝る時間を確保した上で、どれだけ読書に時間を作り、どれだけ効率的に読書できるか。
少し自分に負荷をかけて取り組もうと思っている。

2008年4月3日木曜日

映画を観て考えた(1)

今日は家で「虹の女神」を観る。
ある大学生と、彼とひょんなことから友達となった、映研で8ミリ映画を撮っている女子大生とのお話。

女子大生役は上野樹里。
彼女はのだめちゃんでブレイクしたが、コメディエンヌとしては以前からなかなかのものだった。
もちろんそこには「スウィングガールズ」が入っているのだが、それだけではない。
少し前にやはりケーブルテレビで観た「亀は意外と早く泳ぐ」でも、とぼけた味を出していた。
思うにあれは、彼女がそういうものを演じるのがすきなのだろう。
で、「虹の女神」に戻ると、彼女の目が見えない妹役を蒼井優がやっている。

あ、ここでも2人が共演してるんだ。

というのも、今挙げた「亀・・・」も実は2人が共演している。
ただそこでの蒼井は、「虹」と正反対で、超行動的な友人として登場している。
「虹」とは上野と役どころがちょうど入れ替わりのようになっている。
「亀」の上野は世間知らずの主婦で、「虹」ではちゃきちゃきした男性的な感じ。

それから「虹」では、上野の職場の先輩役で佐々木蔵之助が出ていたが、
上野と佐々木というと「サマータイムマシンブルース」が思い出される。
ここでは、上野はやはり女子大生だが、佐々木は大学の講師役だった。

ま、なんとなくいろいろと馴染みのある人たちが出ていたって感じ。


で、結論はまったく飛躍するのだが。

先日、東京芸大大学院映画専攻コースの修了制作上映会があり、観に行った。
友達2人が監督として作品を発表していたからだ。

んでさらに、その友達の後輩の別の友達が
この4月から同じ芸大の映画大学院に進むことに決まっている。
彼女から入試課題の撮影に赤坂の自宅を使わせて欲しい、というメールが来たのは撮影の1週間ほど前だったのだけれど、もちろん快諾した。

少人数での撮影は濃密なひと時だった。
場所の提供者の特権としてその場に居合わすことができたのだけれど
何かを作り出そうという熱気がみなぎっていた。


「虹の女神」のなかでの映研の撮影風景などを観ていて、彼女たちのことを考えた。

大学院を出たからといって、商業映画がすぐ撮れるわけではない。
卒業した友達は、以前のバイト生活に戻ると言っていた。


映画を撮ろうなんて本気で考えているような奴にロクな奴はいない。



おいおまえら!
ロクでもない人生をロクでもなく生きろよ!

なんて思った。

2008年4月1日火曜日

再スタート

さてさて。
しばらく充電(?)しておりました、この赤坂日記、4月の節目に再スタートを切ります。

41歳の春にやや哀愁を感じていた私ですが、
ある出来事を境に今年のテーマが見えたような気がしています。

思うに、今年は「備える年」なんじゃないかと。
いろいろと思うところはあるのですが、そのためにまず自分なりにやらねばならないことがある、と。
今年はやがて訪れるであろう来るべき時に備え、その足りないものを補う時なのでは、と、こう感じている次第。

先月、そのための布石を1つ打ったのですが、それが実を結ぶかどうかは自身の精進にかかっているわけで、毎日の生活の中で目的を見失わないよう、朝起きたときや夜寝る前に意識しなおしています。

これからの人生は、「本当にやりたいことをやろう」
そう思っています。

まずこの「ペジ君の赤坂日記」を続けていくというのもその中に含まれると思っていますので
これからは1日1回更新を目標にしていこうと思います。


どうかこの書き込みがエイプリルフールになりませんことを・・・。